20歳になる僕の、今年の抱負
慶應進学後の迷走と自己否定、そして能登・伝統工芸との出会いから見つけた新しい覚悟。
正直な昨年の反省
昨年度、学生団体ミラコエを立ち上げて政治教育の活動に力を入れていた。登壇して頂く国会議員の方に沢山のご協力を仰いだり、協賛企業様にご協力いただくなど、学校に止まらずに社会にでる経験をする大きな一歩を踏み出した年でした。
活動が認められ、慶應に進学し、行政とイベントを行ったりイベントも無事成功、学生団体サミットでも優勝するなど、ある程度、順風満帆に活動できていました。
しかし、慶應に進学して上京してから、圧倒的に経歴を持った方や、豊富な実績をもつ同世代などにも出会い、**「まだ何者でもない自分」**にコンプレックスを持ち、同時に焦ってしまいました。
自分に自信がなく、経営者の方や先輩に自分の活動を話そうとしても
「否定されるんじゃないか」 「そんな金にならない、つまらないことを・・と馬鹿にされるのでは」
という不安が勝り、怖気付いて折角の機会(チャンス)を逃す苦い経験を、何度も何度も繰り返しました。
そんな『自己否定』から、今までの自身の活動に自信を持てなくなり、何か「新しいこと」を始めようと、もがいたこともあります。 能登、シンガポール、インドネシア、北海道、ケニア、など様々な場所で旅をしていたのも、それが理由の一つでした。
観光事業、政治特化のSNSマーケ代行事業、ウェブサイト制作事業、AI受託開発事業、学習支援事業、AIライティング支援事業など。本当にいろんなものに挑戦したものの、どれも自分の「好き」から遠く離れたもので、長続きせず、いわゆる失敗に終わりました。
表では、キラキラした面しか見せず、自信のある偉そうな人間と思われるようなブランディングをしていたものの、裏ではただの迷走した大学生であったことを隠していました。
そんな自分の転機
そんな自分に転機が来ないかなと、なんとなくでTABIPPOが主催している「世界一周コンテスト」に応募してみました。そして、無事一次/二次選考を通過し、合宿に参加した時のことです。
「自分の夢」に関するプレゼンの時間がありました。 そこで、僕は**「日本の良さを、世界に行って日本人に伝えたい」という発表をしました。 しかし、正直なところ僕は、ただ綺麗事を言ってるだけで、 「本当の自分の夢はこんなんじゃない」**と思いながらも、夢や目標が見つからず、妥協していました。
他の参加者の発表を聞いた時、本当に驚きました。みんなそれぞれが、個性あふれる夢を持っている。にも関わらず、綺麗事を並べただけの事しか言えない自分に心から辟易しました。
そこで心が折れてた時に、メンターの方に相談に行ったところ、本当に真摯に僕の話に向き合って下さいました。 他人に対して、自分の本音を打ち明ける事を恐れてた自分は、ここでようやく、東京に来て初めて自己内省ができたように思います。
そこで出た結論は
- 自分以外のあらゆるものの、「可能性を広げる」ことが好き。
- 人と違うことをして「凄い」と思われたい
の二つでした。
今年の抱負
今は、8月に初めて行った能登半島に再び魅了されています。 震災前から人口減少、高齢化が問題視されていた能登半島は、震災を経て、地域の存続そのものが危ぶまれています。
「まだ大丈夫だろ」 と無視されている日本の地方の課題が、**「一気に」**訪れました。
地方は日本のGDPの6割を担っており、食料の生産は都会ではなく地方に依存します。そして日本の企業の99.7%は中小企業で、その多くは地方に分散しています。日本の従業者の約70%が中小企業で働いています。
人口減少、高齢化、インフラ設備維持など、『日本の未来の課題を先取りする能登』から日本再生のモデルを作ることが、20年後の日本を再生する事になる。 そう確信しています。
Why 伝統工芸?
地方にこそ魅力が多く、現在は衰退の一途を辿るものの、世界では市場が伸び続け、今では外国人観光客の消費比率の10%以上を占めるもの。
って何かわかりますか??
そう、それが伝統工芸なんです。
そして能登には、1000年以上の歴史を誇る輪島塗があります。 さらに、東京、京都、大阪など都会中心だった外国人観光客のニーズが、石川、愛媛など地方に移りつつあり、ローカルツーリズムの市場も急成長を遂げています。 輪島塗を始めとした伝統工芸にイノベーションを起こし、工房見学など体験文化を創出し、外貨を通して能登を、地方を再生する。 この能登の事例を、日本の地域に広げることは、日本再生の一歩だと確信しています。
『能登』という見捨てられた被災地の可能性を広げ、同時に、周りから凄いと思われたい。(本音です(笑))
2026年の谷昊埜の抱負
- 実利から逃げず、美学を求める(社会性に逃げず、ビジネスとして確立させる)
- 『若さ』を武器に、トップの方を攻めていく。
- 未来に問いかける事業をする。
- 中途半端に終わらせず、『やり切る』。
- 人との繋がり(ご縁)を大切にする。
周りが2026年の抱負を掲げる中、出遅れたのは迷走していたからです。 ですが、今日やっと覚悟が決まりました。
2025年はありがとうございました。 2026年もどうぞ、よろしくお願い致します。